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中井学の超ゴルフ学: 2008年1月アーカイブ

2008年1月アーカイブ

如月になる前に、
お伝えしたいことがあります。

私の契約選手のひとり、
すし石垣氏と
今月末をもちまして、
契約を満了
することとなりました。

スイング改造が
一段落ついたため、
スコアを出すことに
集中することが、
石垣選手にとっての
最重要課題と判断いたしました。

年間契約は
終了いたしましたが、
今後とも
石垣選手の要望に応えるべく、
サポート体制は
継続してまいります。

これからも、
すし石垣選手に対する、
熱い応援と
一層のご支援を
何卒よろしくお願いいたします。


2008年1月31日  中井学

情熱

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2月12日号の
週刊ゴルフダイジェストに
格闘詩人でおなじみ、
エヌワイアソシエイツ代表
野崎美夫氏の
ご自宅が紹介されている。

リビンググリーン化計画として
野崎氏は
自宅の床に、
パター、アプローチ練習ができるようにと、
特殊加工を施した穴を
開けているのだ。
それも2つ!!

あいた穴
もとい、
あいた口が塞がらなかった。

「うまくなりたい」
という情熱は、
プロよりも
アマチュアの皆さんが上。
というのは言いすぎか。

地位でも、
名誉でも、
お金のためでもない。

ただひたむきに

ただ純粋に

ゴルフと
向き合ってらっしゃる姿に、

ただただ、感動!!

ありがとう。

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実は今、
沖縄で合宿を行っている。
参加者は、
すし石垣、辻啓之(ひろゆき)両プロと、
プロ志望の志高き若者、3名。
去年、石垣選手が、
日本プロで3位になった、
喜瀬カントリークラブにて、
選手の自主性に任せた練習を行っている。

喜瀬CC関係者の皆様、ありがとうございます。

思えば、去年の今頃、
石垣選手と私のスタートは、
ここ喜瀬の練習場だった。
朝から晩まで、
黙々と球を打ち続けていた。
誰かから電話があると、
「美ら海水族館でカニ眺めてる」
と、うそぶき
食事の時間がもったいないからと、
ホテルで買ったちんすこうを
昼食にしていた。

ゴルフに対して、
あれほど真面目で
真剣な男を
私は知らない。

そんな折、
ゴルフダイジェスト社から、
レッスンオブザイヤー2008に
ノミネートとの一報を
頂戴した。

私の記事に携わっていただいた、
編集者の方々の企画力、構成力に
敬意を表すとともに、
プロ、アマを問わず、
無名な私を信じて
ついてきていただいた
生徒の皆様、
私の記事を支持してくださった
読者の皆様、
本当にありがとうございます。

そして、
私を育ててくれた、
ゴルフという、
偉大なスポーツに

ありがとう。

プレ合宿

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「プレ合宿」と称した、
プロ、プロ志望者を中心とした練習会を、
日頃からお世話になっている、
新庄ゴルフセンターで行った。

プロ4人、プロ志望5人の計9人。

今回の趣旨は、
プロとの契約更改。
合宿の打ち合わせ。
そして、あることの観察。

まずは契約更改。
トップバッターはすし石垣。
彼とは、去年の総括に始まり、
今後の指導方針、
お互い言いたかったこと(笑)などを
話し合う。
途中、坂倉俊哉も交え、
最終合意に4時間を要した。

次は坂倉俊哉。
彼とは下交渉を行っていたので、
合宿などの日程確認。
最大の課題は、
みんなに
「さかくらとしや」
と、名前を正しく読んでもらうこと。
おととしのツアー選手権で、
某放送協会にさえ、
「いたくらとしや」
と、絶叫されていたさかくらとしや。
私もなかなか、
「なかいがく」
とは読んでいただけないが、
彼が、さかくらとしやと読まれないのは、
不思議で仕方がない。
勝てば解決です!いたくらさん!!

辻啓之、森田幸春両プロとは、
遅めの昼食をとりながらの話し合い。
二人の上手くなりたいという向上心に、
どこまで応えられるか?
身の引き締まる思いだ。

最後に、
あることの観察。

実は今日、
プロ志望の5人を、
少なくても6時間、
何も指示をせず放置した。
彼らがどういう態度で、
この全体練習に取り組んでいるか?
そこを観察するのが目的だ。

見事だった。

みんな、
プロの技術を
少しでもモノにしようと、
プロたちをじっと見つめ、
目に焼き付けて、
自分の打席に戻り、黙々と打つ。

個別面談で、
みんなは口をそろえた。
「時間が短く感じた」と。

明日はラウンド講習。
彼らの一打一打を、
私は絶対、無駄にはしない。

欧米かっ!?

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私のレッスン会で、
最近、よく飛び交っている言葉が、
この、「欧米かっ!?」
ゴルフスイングにおいて、
大変重要な部分の説明に、
この言葉がでてくる。

10年以上前から唱えつづけている、
「アドレスでの股関節前傾の重要性」
これを日本で最初に発表されたのは、
初動負荷でおなじみの小山裕史さんかと。
氏の記事を読んだとき、
「しまった!先を越された」
と愕然としたと同時に、
「これで腰痛に悩むゴルファーがいなくなる」
と、うれしかったことを覚えている。
あらゆるスポーツにおいて、
もっとも重要なこの股関節。
小山氏の指導法とは少し異なるが、
ゴルフスイングの核のひとつとして、
粛々と指導を続けてきた。

いつの日からか、どなたかが、
「日本人は欧米人とは骨格が違うから、
突っ立つアドレスでもいい」
なんてことを言い出したためか、
一挙に下火になってしまった。
(誰が言い出したか、よーく覚えている。
なんせ、ショックだったから。)
誰が言い出したかは、この際どうでもいい。
最近、股関節の重要性が再びクローズアップされてきた。

うれしい限り。

誰の理論云々ではなく、欧米化でもない。
股関節の使い方はスタンダードにならなければダメだ。
そうなれば、
日本は、アジアは、
世界に近づける。

夕日

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私は夕日が苦手だ。

アメリカ留学時代、
授業に、
ゴルフに、
人間関係に、
そして未来に、
悩み、どうしようもなくなった時、
車で、近くのビーチによく行った。
夕日に向かって「バカヤロー」って叫ぶために。
不甲斐ない自分が悔しくて、
悔しくて、
悔しくて、
思い切り泣いて、
でも、どこにも逃げられない自分を
再認識して帰ってくる。

日本に帰国して10年。
先日、とある浜辺で、久々に夕日をみた。
やはり泣いてしまった。
10年以上前の自分とくらべて、
何も進歩していない不甲斐なさと、
10年以上前の自分同様、
馬鹿みたいにがんばってる不器用さと、
その馬鹿を信頼してくれる人や
生徒さんたちがいることが、うれしくて、
うれしくて、
うれしくて、
思い切り泣いて帰った。

夕日を見ると泣いてばかり。
だから苦手。

反響

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講習会の反響が、
すざましい。
感謝の電話やメールを
多数、いただいた。

コーチとして、
契約プロや、生徒さんたちに
どれだけのことを提供できるか?
そして、成長を実感していただけるか?

ゴルファーの区別に、
上手、下手は存在しない。
存在するのは、知ってるか知らないかだけだ。
断言できる。
うまく打つ方法を、
コースをマネジメントする方法を、
スコアを縮める方法を、
知っている人間は、上手な人。
知らない人間は、下手な人。
そう区別できる。

知ればいい。ただそれだけだ。
ここで、みなさんに質問。
知っていますか?
ゴルフにおける「知っている」という意味を。

やっているってことです。
正しく理解して、実践しているってこと。

「あっ、それね。知ってる知ってる」
2回、知ってるをくりかえす人。
高い確率で、知ったかぶり。

昔のひとは、よく言ったもんだ。

知らないやつは馬鹿だ。
でも知っているのにやらないやつは
もっと馬鹿だ!

2008それぞれの新年会
と、題した
プロ、プロ志願者を対象とした講習会を、
大阪府堺市にある、
国際障害者交流センター(通称ビッグアイ)
研修室6号で行った。

日頃、
技術的なコーチングだけで成果を出すことに
限界を感じていた私は、
根性論や、
科学的でないメンタル論や、
神だのみではなく、
努力をした人間が、
必ず報われる。
至極、当たり前だけど、
究極、大事なことを、
みんなに気づいてもらうために、
格闘詩人として、
単行本も出版していらっしゃる、
エヌワイアソシエイツ代表、
野崎美夫氏が、
出張で来阪されることを聞きつけ、
経営コンサルタントとして築きあげてこられた、
そのノウハウを、
ゴルフコーチングに生かせないだろうか?
などという無理難題を、
快く引き受けていただき、
今日、4時間以上にわたって、
有意義な時間を過ごさせていただいた。

講習に参加している
一人ひとりの顔を見た時、
みんなが探し求めていたものだと
確信した。
(内容はもちろん企業秘密)

その後の新年会は、
日頃お世話になっている
焼肉 由兵衛
(オーナーの竹田さん、いつもありがとうございます)

みんなの笑顔を見ていて、
今年の忘年会でも、
みんなの笑顔を見ている自分をイメージできた。
野崎さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。

素朴な質問

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昨日のブログを読んだ生徒さんから、
「QT出てはったんですか?」
それもそうだろう。
ツアー中は、
月曜日に移動。
火、水、木曜は試合会場でコーチ。
金曜は主に東京でレッスン。
土、日曜は奈良でレッスン。

2ndQT初日は、
去年、20回目のラウンド。
1年間で使った練習場のカードも、
1万円のプリペイド、1枚のみ。

人生を賭けたプロからすると、
「ふざけるなよ」と、
言われそうだが、
最終日、最終ホールでダボ打って、
3打差で落ちた。

エントリーフィー21万も払って、
ふざけるほどの余裕はない。
これだけのことをしていれば、
最低限のレベルは維持できる。
その手ごたえは掴めた。

私はファイナルQTに進出したことがない。
去年は坂倉君のキャデイとして、
ファイナル参加・・・。
情けない話だが、
ある年の3rdQT、
初日トップに立った。
その夜、宿舎で泣きそうになった。
「ファイナルに行く金がない」

今年はどんなかたちで、
ファイナルに行くのか?
今から楽しみだ。

2008年

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謹賀新年。
3日続けて休んでみた。
去年、3日以上続けて休んだのは、
自分自身が選手として出場した2ndQTのみ。
思えば、2007年の正月、
私には悔しさだけが残っていた。
選手としてQTに落ちたことよりも、
コーチをしていた坂倉俊哉君に、
シード権を獲得してもらえなかったことが。

彼が一番苦しんでいた時、
私は、自分の予選のために、
ツアーコーチを休業してしまった。
そのあまりの無責任さに、
愕然としていた。
私がずっとついていれば、
坂倉君がシード権をとるなんて、
そんな甘い世界ではないのは、百も承知。
ただ、坂倉君は、
私に人生をあずけてくれた。
私は彼の気持ちに応えられただろうか。

自問自答を繰り返していた、
去年のちょうど今頃、
ある決心をした。
コーチに専念しようと。

信じられないかもしれないが、
その決心をした日に、
一本の電話があった。

すし石垣君からだった。
「合宿に来てくれませんか」と。
鳥肌がたったことを今でも覚えている。

5日。プロ、プロ志願者だけを対象とした、
新年会を兼ねた講習会から、
2008プロコーチとしての幕が上がる。
坂倉君もいる。
石垣君もいる。
あの日の後悔を二度としないために、
私は走りつづける。


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